リサイクルされすぎの商品

河野慶子(19)は神奈川県の相模原にあるリサイクルショップで、ずっと欲しかった「シャネルのネックレス」を買いました。このネックレスは本物のシャネルなのにとても低価格で新品のようにキレイで、今までどこのリサイクルショップを探してもない代物でした。

慶子は嬉しくて、毎日このネックレスを付けました。ネックレスを付けると同時に慶子は軽い腹痛を感じました。最初、女の子の日(生理)だからかな?と思いました。その時はネックレスが嬉しいのと毎月生理だと腹痛がくるし…で、たいしたことは考えませんでした。しかし若くて健康体の慶子が日に日に弱っていくのです。ダイエットしていないのに不気味なほどガリガリに痩せるのです。たまに頭痛もしてボーッとしてしまうし、慶子は何だかおかしいと思い、病院で検査をしてもらうことにしました。頭のMRI検査もしたりあちこち検査をしましたが、異常はなく、慶子は突然元気になりました!検査の後、気が付くとネックレスがなくなっていました。病院で検査をしているときにネックレスが盗まれたものかと思い、諦めました。

そんなことも忘れ、数ヶ月がたった頃、仕事で大阪のミナミに行きました。慶子は仕事が一段落し、ミナミを歩いていると地味なリサイクルショップを発見しました。そんな地味なリサイクルショップに慶子は吸い寄せられるように、入っていきました。

そこのリサイクルショップはアンティークな品揃えでした。そんな中、引き寄せられるようにある品物の前に行きました。すると数ヶ月前まで大事にしていたシャネルのネックレスに似ています。同じ物か確かめようと、そのシャネルのネックレスを良く見ました。

見てもわからない慶子は店員さんに付けてもらえるように頼みました。ネックレスを付けた慶子は数ヶ月前に付けた時と同じ腹痛を感じました。今回は生理じゃないのです。その時、慶子は気が付いたのです。私を苦しめていた日々の出来事は、このネックレスにあったのだと言うことを…。

このネックレスとはもう関わりたくないと思った慶子は、ミナミのリサイクルショップを出ました。大事にしていた、無くしたネックレスがこのようにして、またリサイクルショップでお目にかかれるとは思いもよらない慶子でした。

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小山節司副社長

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